ブログを運営していく上で、収益を生み出す方法は基本的には広告収益が一般的です。
今回はその中でもアフィリエイト広告の始め方について解説していきます。
自分のブログ作成したら、まず記事を5-10記事は作りましょう。
その次の手順として、広告収益の設定を始める方がオススメです。
ブログの始め方については、こちらの記事でまとめています。
収益を作るまでのステップとしては、
- ブログ作成(サーバー契約、ブログ初期設定)
↓ - 記事作成(ブログ作り、ジャンル決定)
↓ - 広告収益の設定(アフィリエイト、アドセンスなど)
ブログを作ってすぐに収益化というのはかなり難しいので、まずはブログを作成後は記事を10記事ほど書くことをお勧めします。
一度審査が落ちてしまうサービスの中には、再審査が厳しくなるものがあります。
ブログを作った後、高単価アフィリエイトや特にGoogleアドセンスの審査をすると高確率で否認されてしまいます。
まずは記事を作り、どんなジャンルのブログを運営していくのか?
方針を決めた上で、そのジャンルに近いアフィリエイト広告を運用していくのが収益化への近道です。
広告収入の仕組みからアフィリエイト広告の運用方法までを解説していきたいと思います。
広告収益の仕組み

広告収益には、大きくは2つあります。
アフィリエイト収入とアドセンス収入です。
この2つには収益を考える上で、重要になってくるポイントが違いますので、どちらの広告を中心に運用していくかは考えておく必要があります。
- アフィリエイト収入
→商品、紹介するサービスの訴求力のある記事。
実際に読んで購入に繋げることが最重要。 - アドセンス収入
→内容よりもPV数を増やすような内容。
それぞれ解説していきます。
アフィリエイト収入
アフィリエイト収入は商品やサービスなどを紹介して、商品などが売れるごとに報酬が発生する仕組みです。
クリック型報酬のアドセンス広告より、高単価な点がポイントです。
1件成約で1万円や数万円のものもあります。
特に金融関係、転職系のアフィリエイトが高単価なジャンルです。
基本的には世の中の稼げるブロガーのほとんどは、アフィリエイト収入かつ高単価な商品を扱っていることがほとんどです。
高単価な収益がメリットですが、成約しないと報酬は発生しません。
サービス毎に成果条件は異なりますが、成約までがハードルが高いというのがデメリットです。
アドセンス収入
アドセンス収入は広告をクリックするたびに、広告料として報酬が発生する仕組みです。いわゆるクリック型の報酬です。
Googleアドセンスなどが有名ですね。
当時10記事ほど書いた後に2回ほど申請してみましたが、承認されずでした・・・。
土曜の朝からショック。
— しま (@simatrade) January 21, 2022
アドセンス申請1回目落ちました。
朝起きたら、深夜にメール来てた。
今日明日で直して再申請します。
対策していたはずなのに・・
もう一回調べる必要ありますね。
有用性の低いコンテンツが問題らしいので、記事の内容ですね。
ブログ運営の上手サイトを徘徊します! pic.twitter.com/mnlnC6igJb
アフィリエイトとは違い、広告がクリックされる度に報酬が発生しますが、単価が安いです。
1クリック平均単価は0.2円〜が多いです。
Youtubeとほとんど同じ収益モデルに近いです。
報酬のハードルは低いですが、収入として期待するには相当なPV数を維持することが絶対条件になります。
アドセンスの収益は、下記の3要素で決まってきます。
■アドセンス収益 = PV×クリック率×単価
・PV → ページビューの数値(サイトの記事を見られた数)
・クリック率 → PVに対して、広告がクリックされた割合
・単価 → 1クリックあたりの収益
一般的にPV数での収益目安は、平均単価0.2円の場合は、
- 1万PV→¥2,000
- 10万PV→¥20,000
- 30万PV→¥60,000
- 100万PV→¥200,000
ブログ運営初心者には、PV数を増やすことが何より難しいです。
急がば回れという感じで、アフィリエイトの広告運用をお勧めします。
アフィリエイト広告運用でPV数が多いブログを目指すのが、収入面では最も効率的かと思います。
アフィリエイトの始め方

具体的なアフィリエイトの始め方についてお話ししていきます。
手順としては、
- ASPに登録
↓ - ASPが提供している広告と提携する
↓ - 記事に広告を貼る
ASPを登録する
ASPとは、Affiliate Service Providerの略です。
つまり、広告主を紹介してくれる広告サービス提供の会社です。
基本的には複数のASP提供サービスに登録し、自分のブログのニーズにあったアフィリエイト広告を運用していく流れになります。
基本的には有名なサービスの下記3~5社を登録しておけば、OKです。
あまり多くても管理が大変になります。
- A8.net
→高単価案件から様々なジャンルの広告を取り扱い。最初はここだけでもいいくらい充実してます。アフィリエイト満足度ランキング12年連続1位の大手ASP。 - バリューコマース
→大手広告主からアマゾン、楽天なども取り扱い。
(Amazon、楽天目的の場合、もしもアフィリエイトの方が報酬がやや高めなものが多い) - アクセストレード
→高単価案件、金融商品に強い - もしもアフィリエイト
→Amazonや楽天商品紹介も取扱あり - Amazonアソシエイト
→アマゾンとの直接のアフィリエイト提携(※条件あり)
Amazonアソシエイトについては、ブログのPV数がある程度集まってくるまでは申込を控える方がいいです。
登録から一定期間で発生報酬が満たせない場合、登録解除となってしまいます。
再度申し込みは可能ですが、ハードルが高くなってしまいますので、ご注意ください。(体験談)
ASPが提供している広告と提携する
ASPに登録完了後は、アフィリエイト広告の提携を行います。
自分のブログのニーズにあったアフィリエイト商品を探し、提携をする流れになります。
基本的には一つ一つアフィリエイト記事を書くことが、成果に繋げるには効果的です。
広告主の審査後、広告提携のメールなどお知らせが届きます。
サイトの記事が少なすぎる、ジャンルが違うような場合は否認されるケースが多いので、こちらも記事数が10記事までは控えることをオススメします。
特に高単価のアフィリエイトは要注意。
一度否認されてしまうと、再度申請が難しいのもありますので、しっかりとした記事を書いた上で申請しましょう。
広告主が自分のサイトを見て判断されるので、まずは記事作り、ブログ作りに集中しましょう。
記事に広告を貼る
アフィリエイト広告の提携後、実際に記事に貼り付けます。
手順としては簡単ですが、まずはそのアフィリエイト商品をしっかり紹介している記事の内容にするのがベストです。
広告の種類や広告リンクの場所など、記事の中でどこに貼り付けるのが有効的なのか意識しましょう。
一番いいのは、すでに実績のあるブロガーのサイトを見て参考にするのが近道です。
バナーにしていたり、テキストタイプにしていたり、それぞれ考えた上で貼り付けているはずなので、勉強になります。
記事内の貼り方を簡単に説明します。
広告主によって、提供されている広告素材の種類はそれぞれですが、基本的に3種類です。
- バナー
→サイトに画像として表示される - テキスト
→サイトにテキストとして表示される - メール
→指定のテキスト文で表示される
ブログなどでは、バナーもしくはテキスト素材を選んで使用します。
メール素材は、メールマガジンなどで利用する場合です。
広告提携後、広告主から提供されている指定の広告を選び、自分のブログに貼り付けます。
※広告の貼り付け方の注意事項
広告を運用する上で注意しておくべきことが何点かあります。
それぞれのASPで細かい部分は異なりますが、大前提の2点だけお話しします。
- 広告のコードを可変する
- 登録したサイト以外での広告掲載(SNSなど非公開記事含む)
広告コードを可変する
広告主の指定の広告リンクがあり、サイズの指定などを自分のサイトに合わせて変更することなど、厳禁です。
指定のコードからのリンクでないと、例えそこからお客様が商品やサービスなどの成約まで行ったとしても有効にはなりません。
一部のテキストコードで「自由テキスト」となっているものに関しては、文言の変更は可能なタイプもありますが、使用する前には必ず確認しましょう。
登録したサイト以外での広告掲載(SNSなど非公開記事含む)
ASPサイトに登録するサイト以外での広告掲載も成果対象になりません。
以前、インフルエンサーの方のブログのリンクを自分のサイトに貼って〜みたいな事を聞いたことがありますが、どちらにとってもプラスになりません。
広告の掲載ルールはASP、広告主ごとのルールを遵守した上で、運用していく必要があります。
広告を記事に掲載する

記事への掲載方法は、WordPressの記事編集画面から掲載したい箇所へリンクを貼り付けます。
WordPress編集画面上で貼り付けたい場所に「カスタムHTML」を選択し設置します。
その中に広告リンクを貼り付けます。
編集画面上では、バナー画像は表示されませんが、一度保存して表示画面に戻れば表示されます。
テキストリンクは直接貼り付けても表示されます。
実際に広告を掲載すると、記事内容によっては修正の依頼や情報更新によって追記を依頼される場合もあります。だいたい1週間ぐらいまでの修正依頼が多いです。
こちらを放置しすぎると、広告の提携を解除される場合もありますので、ご注意ください。
また、提携広告のアフィリエイトが終了する場合もよくあります。
終了した広告を貼り付けていても、意味がなくなってしまうので、適宜ASPからの連絡チェックする必要があります。
アフィリエイト記事の作り方

ここまででアフィリエイトの広告の貼り方をご紹介しましたので、実際に記事へ広告を貼り付ける手順は理解できたかと思います。
難しいのはここからです。
実際に記事を読んでもらった読者が、実際にその記事からの広告リンク経由で商品を購入、またはサービスを契約してくれるか?
極端に言うと、PV数がいくら多くても実際に購入してくれる人、成約がないと収入にはつながりません。
初めは記事のPV数、リンクのクリック率(CTR)が増えず、ヤキモキするはずです。
今後記事を書く上で、アフィリエイト記事におけるポイントは2つあります。
収益記事と集客記事を作る
アフィリエイト記事を書く上で、大前提その記事が「収益記事」か「集客記事」なのかを明確にすることです。
- 収益記事
→実際に広告リンクを貼り、商品またはサービスの成約に繋がる記事 - 集客記事
→自分のサイトにアクセスしてもらうための記事。収益記事への誘導が目的。
集約記事でアクセス数を増やす
集約記事とは自分の記事、ブログに集客するための記事です。
一般的に、わかりやすいキーワードで検索する人や浅く広めな情報をまとめるような内容が多いです。
(〇〇 やり方/〇〇 始め方など)
あくまで集客が目的なので、記事に広告リンクを極力貼らないこともポイントです。
全く貼らないというわけではなく、匙加減は難しいのですが。
これは記事を見た時の印象として良くないのと、広告が目立つ記事は記事そのものを読まず離脱されてしまったり、集客記事として良くありません。
実際に自分ごとで置き換えてみると、わかりやすいかもしれません。
広告がしつこい記事は見たくなくなります。コツはさりげなくです。
極端な話、興味を持ってもらうためのフックになればいいのですが、それだけでは不十分です。
1番の目的は「収益記事」へ繋げることです。
記事の流れを「収益記事」へ誘導してあげることで、成約率を高める記事作りになります。
内部リンクで自分の記事へうまく流れるように意識することが重要です。
例えば、一つの収益記事に違う視点や別ベクトルの記事からも誘導できるので、別の視点からの記事を作ることで、さらに集客へと繋げるサイクルが作れるので、効果的な方法です。
収益記事の書き方
大前提、収益を作るためには、「自分の記事の広告のリンクから成約してくれるか」です。
収益記事は集客記事と違い、明確にその商品やサービスについてのセールスライティングで作ります。
実際に自分が使っている場合は、その体験談やレビュー内容が有効です。
読者の課題解決になっているか?購入する前に何を知りたいのか?
この視点を常に持ちながら、記事作りを意識します。
一つのアフィリエイト商品を選ぶ際、まず自分が購入者視点で俯瞰して考えてみましょう。
- その商品の何を知りたいのか?
→メリット・デメリットなど - 実際に使っている人の声は?
→世間の評判や体験談など
アフィリエイト記事は常に読者目線、購入者目線がポイントになります。
特に収益記事はその読者の課題解決に繋がっていなければ、成果にはつながりません。
商品を購入してもらうための誘導は大切ですが、あまりにも記事から受ける印象が強すぎると読者はそこからは購入してくれません。
成約率を上げていくためには、結局記事の内容がその人にとっての「課題解決になっているか?」にあります。
まとめ

今回はブログを立ち上げ、実際に収益につなげていくためのアフィリエイトについてご紹介しました。
- まずは記事をたくさん書き、ブログの世界観を作る
↓ - その上で集客記事と収益記事を作る。
↓ - そして、収益記事へと誘導し、収益を生み出す。
このサイクルを積み重ねていくことで、コツのようなものが掴めるはずです。
まずは、内容のある記事を一つ一つ積み上げていくことが収益を生み出すための第一歩です。
これからブログを始める人や副業で初めてみたい人など、アフィリエイトに興味があったら是非行動してみてください。
ブログを運営するのはお金はそこまでかかりません。月に1000円程度。
しかし、その分時間はかなり取られると思います。
まずは行動してみないと何事もわからないので、ここまで読んでいただいた方には是非始めて欲しいと言う意味で最後にブログの始め方の記事を貼っておきます。
>>WordPressブログ/副業ブログの始め方【サーバー契約から記事作成までのステップを解説】
一緒にブロガーとして成長していきましょう!