昨年の仮想通貨の市場過熱ぶりが、年が明け2022年1月現在はビットコインを始め、仮想通貨の勢いがやや落ち着きを見せています。(若干急降下気味ではありますね、、)
個人的には市場は少し下落気味の現在、将来性についてはメタバースやNFTの流れが目まぐるしく成長していくと考えていますので、買い時を模索していたりします。

仮想通貨買ってみたいけど、どこがいいんだろう?

そもそも仮想通貨取引所ってどんな仕組み?
この記事を読めば、こういった悩みを解決できると思います。
気になっているけど、まだ仮想通貨に触れてない方は、是非このタイミングを逃さず触れてほしいと思います。
仮想通貨の購入するにあたって、初めにぶつかる仮想通貨取引所って結局どこがいいの?という疑問を解決すべく、国内の仮想通貨取引所と取引所の仕組みについてまとめてみました。
- この記事でわかること
- 仮想通貨取引所の仕組み
- 取引所方式と販売所形式の違い
- 国内主要取引所の特徴
それぞれの仮想通貨取引所で取扱のコインも違いますので、お好きなコインを購入できるかチェックした上で、取引所を選んでみてください。
他にも仮想通貨取引所は存在しますが、あくまで当サイト運営者の個人的な選出でまとめております。
迷っている人はぜひ参考にしてください!
仮想通貨取引所って?

仮想通貨について詳しく知りたい方は、下記記事を一度読んでいただけると理解が深まるかも知れませんので、よかったらご一読を。
全く免疫がない人には、うっ・・・とくるワードの連続に感じるかもしれませんが、クリプトの世界はもっと奥深い世界です!
そもそも仮想通貨の取引には2種類ある
仮想通貨を入手(取引)するには、取引所方式と交換所方式の取引形態から選ぶ必要があります。
2つの取引形態で運用されている事業会社も多く、販売所に特化している取引所もあります。
仮想通貨取引初心者の人には、シンプルに取引しやすい販売所方式の取引所をお勧めします。
操作性もわかりやすく運用されていることが特徴なので、ぜひ検討して見てください。
取引所方式は、なかなか初心者には難しい部分も多く、頻繁に売買を売買を行う人向けなので、慣れてみてから始めることをお勧めします。
株式投資やFXと大きく違う点もあり、仮想通貨市場は土日祝日関係なく、24時間365日稼働しており、常に動いている市場なので、トレード機会も多いことも特徴に挙げられます。
頻繁に取引を行う取引をするには、取引所方式がスプレッド面を考慮すると安く抑えられます。
ただ頻繁に取引を行えるレベルとなると、デイトレードベースの取引を行わない限り、長期的な投資目線や頻繁に取引を行わない人には販売所方式での利用から始めてみることをお勧めします。
まとめると、
■仮想通貨取引所の取引方法
・販売所方式→長期投資(一定期間保有前提)
・取引所方式→デイトレード(現物取引/レバレッジ取引)などの頻繁に売買する目的
販売所の特徴

仮想通貨取引所を通して、投資家(ユーザー)が仮想通貨を売買する仕組みで運用されています。
売値と買値がそれぞれの業者で設定されていて、販売所それぞれの売値と買値の差(スプレッド)と呼ばれる手数料が発生する仕組みです。これはFXの仕組みと近いです。
いわゆるこの手数料が事業会社の利益になるビジネスモデルです。
取引所方式に比べ、このスプレッド分が購入単価としては少し割高になり、売却価格は低くなる傾向があります。
取引所の特徴

販売所方式と比べ、取引所の仕組みは投資家(ユーザー)が株式取引で行われる際の「板」と呼ばれるような取引場所を取引所が提供し、当事者間で取引を行えるような場所を使った取引方法です。
販売所方式に比べると、手数料面では安く抑えられるのも特徴の一つです。
デメリットは反対注文を行う際に、売りの注文を出した際に回の注文を行う投資家がいなければ、注文が約定されないので、希望数の仮想通貨取引は行えない可能性もあります。
国内の主要仮想通貨取引所の特徴
bitFlyer(ビットフライヤー)
仮想通貨取引所概要

大手の取引所であるbitFlyerは、2014年創業の日本初の仮想通貨取引所です。
メディア露出も多く、最近ではダウンタウンの松本人志さんを起用したCMを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
bitFlyerは、国内主要のメガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほファイナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)からの出資を受けていて、信頼性も高いです。
日本だけでなく、米国、ヨーロッパにも進出していて、暗号資産交換業のライセンスを取得しており、海外マーケットにも参入しています。
実績として、
ビットコイン取引量 6 年連続 国内 No.1 。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。
国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取扱コインの種類
2023年1月27日時点では、ビットコイン(BTC)をはじめとした21種類の仮想通貨を取り扱っています。
取引方式
取引形態は、販売所形式と取引所形式の2方式をとっていますので、投資家(ユーザー)が好きな取引方法で購入できます。
仮想通貨分野での創業も早く、顧客も多く獲得されており、ユーザーの信頼も高いです。
取引スタイルも、利用用途で選べる点も大きなメリットです。
サービスの特徴1_各種手数料が無料
販売所の売買手数料やビットコインFXの取引手数料、三井住友銀行からの振り込み手数料などが基本的に無料でご利用できます。
日本円での入金には、住信SBIネット銀行のみ手数料が無料なので、このタイミングで口座開設をお勧めします。(大手メガバンクより年利もいいので、開設しておいて損のない口座です)
サービスの特徴2_かんたん積立
取扱の仮想通貨を選び、一定の金額を自動で購入できるつみたてサービスを展開しています。
仮想通貨の積立投資的なサービスです。
1円から100万円の範囲で自分の好きな金額で設定できます。
長期的に価値の見込める仮想通貨に分散投資を行うことができる便利な側面、まだまだ仮想通貨自体の価値の変動も大きいので、長期の投資を行う前には十分にリサーチをして利用することをお勧めします。

ある種個別株の銘柄を購入する感覚に近いですね!
サービスの特徴3_ビットコインに還元されるサービスを展開
日々の生活サービスの中で、ビットコインが還元される方法として、bitFlyerはクレジットカードを発行しており、カード利用額に応じたビットコインが還元されるサービスを展開しています。

クリプト界隈では著名なイケハヤシ氏もプラチナカードを利用しているツイートをしていましたね。(シンプルでかっこいいですね)
またお持ちのTカードのポイントをビットコインに交換できるサービスも展開しています。
Coincheck(コインチェック)
仮想通貨取引所概要

コインチェックは、大手証券会社でもあるマネックスグループ株式会社の子会社になったコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
国内最大級の取り扱い通貨と、アプリダウンロード数については業界No.1(HP参照)の仮想通貨取引所で、コインチェックでしか取扱のない仮想通貨も取り扱っています。
取扱コインの種類

主要コインを含め、17種類の仮想通貨を取り扱っています。
取引方式
コインチェックでは、「販売所」と「取引所」方式どちらも取引可能です。
販売所では、16種類。
取引所では、4種類の銘柄の取り扱いがあります。
サービスの特徴1_Coincheckつみたて
仮想通貨の積立投資サービスを展開しており、月1万~100万円で積立可能です。
コインチェックでしか取扱のない仮想通貨の積立投資を行うことができます。
サービスの特徴2_仮想通貨を貸し出して金利を得るレンディングサービスを展開
レンディングと呼ばれる投資家(ユーザー)が保有している仮想通貨をコインチェックに一定期間貸し出すことで、金利として利益を得ることができます。
コインチェックでは、金利は最大で年利5%です。(※コインチェックHP記載)
サービスの特徴3_Coincheck NFT(β)を展開

現在はβ版のみの展開ですが、NFTマーケットサービスのCoincheck NFT(β版)を展開しています。
利用方法は、コインチェックで仮想通貨(イーサリアム)を購入後、欲しいNFT作品をCoincheck NFTのマーケットプレイスから選んで購入します。
GMOコイン

暗号資産(仮想通貨)取引所概要
GMOコインは、GMOインターネット株式会社のグループ会社である、GMOコイン株式会社が運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。株式投資、FXでも国内最大手でも知られているGMOクリック証券など、金融サービスをグループ全体で幅広く展開されており、サービスとセキュリティ面もユーザーからの支持が高い管理体制が特徴です。
Coincheckなどと比べ、取引方式にレバレッジ取引を採用している所も魅力の一つです。
取引方式
取引所方式と販売所方式の2つのサービスを展開しています。
取扱コインの種類

レバレッジ取引を採用している取引所では、国内最多の17種類の銘柄を揃えています。
(※2022/01/29時点)
サービスの特徴1_取引方法が豊富。レバレッジ取引も可能
暗号資産取引方法は現物取引、レバレッジ取引、販売所、暗号資産FXの4つのサービスを展開していて、他の取引所に比べ取引方法が豊富な点が魅力です。
現物取引と、最大2倍のレバレッジで資金効率が良い取引も選ぶことができます。
※ネム(XYM)、ステラルーメン(XLM)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)は、取引所(現物取引)のみです。(2022/01/25時点)
サービスの特徴2_つみたて暗号資産
最低500円から暗号資産(仮想通貨)を自動で購入できるサービスを展開しています。
一定の金額を積み立てることで、リスクを分散できる投資が行えます。
サービスの特徴3_貸暗号資産
取扱全ての銘柄から好きなコインを選び、GMOコイン側に貸し出すことで、最大年率3%の貸借料として報酬を得ることができます。
サービスの特徴4_チャートソフト「TradingView」を使った本格的なトレード環境
チャートソフト「TradingView」を採用しており、FXなどでもユーザーが多いことでも知られていて、テクニカル分析を使用する本格的なトレードを行いたい人や以前から使用している人には操作性は抜群です。
サービスの特徴5_ステーキング
国内取引所では珍しいステーキングサービスを展開しています。
GMOコインのアカウントに対象の暗号資産を保有しておくだけで、報酬を受け取ることができる仕組みです。
特に手続きする必要なく、年率3~6%の報酬を受け取れます。
bitbank
仮想通貨取引所概要
bitbankは、ビットバンク株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
創業者は野村証券、グローバルメディアオンライン株式会社(現GMOインターネット株式会社)の取締役などを経て、2014年にビットバンクを創業しています。
また、国内初のメイカー(MKR)の取扱も2022年1月25日よりスタートしました。
取引方式
取引所方式と販売所方式の2つのサービスを展開しています。
取扱コインの種類
主要の仮想通貨を含めた数十種類の仮想通貨を取り扱っています。
国内仮想通貨取引所の中で取引量No.1の実績もあります。(2021年2月14日 CoinMarketCap調べ)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCC)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントーク(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ボバネットワーク(BOBA)
- エンジンコイン(EJN)
- ポリゴン(MATIC)
- ポルカドット(DOT)
- ドージコイン(DOGE)
- アスター(ASTR)
- カルダノ(ADA)
サービスの特徴1_「TradingView」を使った本格的なトレード環境
チャートソフト「TradingView」を採用しており、FXなどでもユーザーが多いことでも知られていて、テクニカル分析を使用する本格的なトレードを行いたい人や以前から使用している人には操作性は抜群です。
DMM Bitcoin

仮想通貨取引所概要
DMM Bitcoinは、株式会社DMM.comのグループ会社であるDMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。
DMMグループは、証券、fxなど金融サービスも展開しており、ユーザーの利用しやすい取引サービスを展開しています。
取引方式
販売所方式のみで、現物取引とレバレッジ取引が選べます。
取扱コインの種類

レバレッジ取引の銘柄数は国内最多の14種類です。
サービスの特徴1_資金の2倍のレバレッジ取引
レバレッジ取引で自己資金の最大2倍までの金額で取引が可能です。
現物取引より資金効率が高い取引ができます。
現物取引と違い、差金決済の取引形態になるので、相場の下落時にも新規で売りの注文から取引も可能なので、保有中の現物取引のリスクヘッジとしての利用も可能です。
SBI VC Trade

仮想通貨取引所概要
SBI VC Tradeは、大手取引所「TAOTAO」と合併したSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。証券、FXなど他の金融サービスも展開しており、運営、セキュリティ面の信頼性も高いです。
グループ会社でもある住信SBIネット銀行との連携で手数料などコストパフォーマンスにも優れている点も魅力です。
取引方式
取引所方式と販売所方式の2つのサービスを展開しています。
取扱コインの種類
取扱の仮想通貨は7種類と他の取引所に比べ、少ないですが、主要コインの取引であれば、他のサービスと遜色はありません。
サービスの特徴1_各種手数料が無料
口座開設手数料、口座維持手数料、取引手数料、ロスカット手数料、入金手数料、入出庫手数料が全て無料でご利用できます。
サービスの特徴2_現物取引とレバレッジ取引が可能
少額投資も可能で、約100円からでも取引可能です。
スプレッドも業界最狭水準で、現物預かり残高を担保にレバレッジ取引ができ、資金効率の高い取引も可能です。取扱の仮想通貨ならいずれでもレバレッジ取引が可能です。
サービスの特徴3_貸暗号資産サービス
貸暗号資産サービス「貸コイン」もリリース予定です。
保有の仮想通貨をSBI VCトレードに貸し出すことで、一定の金利を得られるサービスを展開しています。
Zaif

仮想通貨取引所概要
Zaifは、株式会社Zaifが運営する仮想通貨取引所です。
仮想通貨積立も行っっていますが、現在は停止中のようです。(※2022/1/25時点)
他の取引所では行っていないサービスや取り組みが活発に行われていることも魅力の一つです。
取引方式
取引所方式と販売所方式の2つのサービスを展開しています。
取扱コインの種類
Zaifでしか取扱のないコインを含め11種類のコインの取り扱いがあり、ネム(XEM/JPY)の取引量が世界No.1です。(2021年1月6日時点/CoinGecko調べ)
サービスの特徴1_Orderbook tradingでのユーザ同士での売買が可能
Orderbook tradingと呼ばれる取引板を使って、投資家同士がコインを売買する仕組みで、スムーズに取引ができます。ユーザ間でチャットできるインターフェイスも搭載しており、画面上でユーザー同士でコミュニケーションが取ることも可能です。
サービスの特徴3_FISCOレンディング
FISCOコイン(FSCC)という株式会社フィスコがトークンを発行しており、独自の経済圏の拡大を目指したFISCOコインレンディングサービスを通じて、貸した分の貸借料として最大年率8.39%のFISCOコインを受け取ることができるサービスを展開しています。(fiscocoin HP参照)
サービスの特徴4_Zaicaと呼ばれる独自サービスの展開
ブロックチェーン技術を使ったZaicaと呼ばれる暗号資産の発行支援サービスを行なっています。
サービスの特徴5_ソーシャルチップ
Twitterチップとチャットチップの2つの方法で、暗号資産を手数料無料で送ることができます。こちらを使用すれば、TwitterとZaifチャットでのチップを自由に送ることできるサービスです。
仮想通貨取引の手順
いずれの仮想通貨取引所でも、仮想通貨を購入するための手順は下記4ステップが一連の流れになります。
特に変わった手続きはないので、すぐに登録できます。
■仮想通貨を購入するための4ステップ 1.仮想通貨取引所を選ぶ ↓ 2.取引所で口座開設手続(書類確認など) ↓ 3.口座開設後、仮想通貨取引所へ現金を入金 ↓ 4.取引所内で取扱の仮想通貨を選び、購入
各取引所それぞれの特徴がありますが、大きくは「取引所」、「販売所」で自分に合った取引スタイルを考慮した上で、仮想通貨を購入することをお勧めします。
まずは仮想通貨を少額から購入して、投資目線、デイトレ、NFT作品購入のためなど、まずは初めてみないとわからない部分が多いと思いますので、一歩踏み出して是非この機会に仮想通貨に触れてみてください!