人によって、FXを知るきっかけは違いますが、皆さん始める理由は一緒なんじゃないかと思います。

FXで早く稼ぎたい・・・!

何から勉強すればいいの?
結論、簡単な世界ではないので、FXを始める上で、為替や基礎知識、仕組みを理解する必要があります。
本記事では、FXの仕組みと基礎知識を必要最低限でご紹介したいと思います。
- この記事の内容
- FXの仕組み
- FXの始め方
- FXで稼ぐための必要なこと
- FXで注意すべきこと
稼ぐことができるまで、ロードマップを簡潔にまとめると、
- FXで稼ぐまでのステップ
- STEP.1-FXの仕組みと基礎知識を学ぶ
- STEP.2-証券会社でFXの取引口座を開く
- STEP.3-チャート(相場)とテクニカルについて学ぶ
- STEP.4-実際にトレードを経験する
- STEP.5-トレードで損失を経験する
- STEP.6-トレードで稼ぐことができるようになる

僕の場合を少しお話ししますと、トレードを始めるまでに知識を学ぶのとデモトレードで1ヶ月、実際にトレードを始めたのは、FXを始めようと思って、2ヶ月目からスタートしました。
なかなか、専門用語を理解するのが大変でしたね・・・
稼ぐことができるためには、STEP4&5のフェーズをいかに最短で乗り越えるかがポイントになりますので、STEP3までは、自分の行動次第なので、1ヶ月以内で習得できるように行動することをお勧めします。(明日からやろうではなく、今すぐ何かできないかというスタンスが何より大切です)
とにかく行動あるのみです。
FXの全体像を知りたい、これから本格的にFXを始める人にとって、必要な知識をまとめていますので、FXの世界の第一歩には必要な内容になります。
専門用語などが度々出てきますが、トレードを始めるためには、常に使う知識ばかりです。
はじめは「こういうことが必要なんだ」くらいの認識で問題ないです。
デモトレードやリアルトレードと並行して、一つ一つ振り返るようにできれば、自然と覚えられるようになります!
松井証券MATSUI FX
→100円から取引ができ、レバレッジの倍率を口座ごとに設定でき、初心者におすすめ。
DMM FX
→1Lot=1万通貨から取引可能。FXに資金を20万円以上使える人におすすめ。高金利通貨のメキシコペソ/円はスプレッド業界最狭水準の0.2pips。
基礎知識を覚えることはもちろん必要なことですが、そもそもFXで稼ぐことってどういうことなの?という視点でもまとめていますので、始める前に読んで損はない内容になっているはずです!
FXの仕組み

FXは、「Foreign Exchange」の略称で、外国為替証拠金取引と呼ばれています。
2国間の通貨の為替相場の差額によって、利益を取ることを目的とした仕組みです。
分かりやすい例えでご説明しますと、海外に行った際に、日本円は使えないですから、円を渡航先の通貨に変える必要がありますよね。
その際にも、為替レートという仕組みで、その時の相場の価格(厳密には1日に決められた仲値)で交換することができます。
FXの仕組み
通貨を日本円に戻す時に、増えていたり減ったりした経験はありませんか?
これがまさに為替の影響です。
為替の動きは、様々な影響を受けます。
特に経済状況や通貨ペアそれぞれの情勢に大きく影響を受けて、相対的に推移していく特徴があります。
各国の通貨の影響は、ダイレクトに為替にも影響しますが、株式市場や最近では仮想通貨市場にも影響しますので、投資に関わる人にとっては、切っても切り離せないものです。

僕は高校生の時に海外に行った際に、この仕組みを知りました。
ちょっと増えていたので、覚えてましたね。

相場は常に動いているので、相場が上がると予測すれば、買いのポジションでエントリーします。
ドル/円(USD/JPY)で例えると、1ドル=100円の時に買いのエントリーして、101円になった際に利益を確定する(売る)ことができれば、1円分の利益を得ることができます。

逆に相場が下がって、99円になってしまった場合は、1円分の損失になってしまします。
為替の相場は、投機的な相場の動きをするので、一方向に常に動くことはありません。
上がる時(トレンド相場)もあれば、下がる時(ダウントレンド相場)もあります。
ある一定の価格帯を上下するような時(レンジ相場)もあります。
FXでは、買いのエントリーと売りのエントリーのどちらでも、相場の状況に応じた取引が可能です。

101円の時に売りのエントリーで、100円のまで価格が下がれば、1円の利益を取ることができます。
売りの場合では、価格が上がってしまえば、その分が損失になります。

え、それだけしか稼げないの?
全くFXについて知らない人からすれば、「え、それだけしか稼げないの?」と思うかも知れませんが、仕組みの説明をシンプルにすると。仕組みとしては、日々為替は動いています。
FXは、資金効率のいいトレードということは、僕もこの世界を知る前に何となく知っていました。
FXも大きくは投資ですから、ある程度まとまった資金がないと、利益を得られたとしても微々たるものです。

この資金をどれだけ大きくした上で、差益で値幅をとっていけるのかという取引が、FXトレードになります。
なかなか1万円で説明しても、たった1000円の利益なのかと感じる人も多いと思います。
ここから、稼ぐことができる仕組みについて深掘りしていきたいと思います。
レバレッジ取引
FXでは、少額で取引ができ、かつ大きな利益を狙えるトレードの一つです。
これを可能にしているものが、レバレッジ取引と呼ばれる仕組みです。
一言で言うと、自分の資金を最大25倍の資金で取引できるものです。
(※個人の場合は最大で25倍、法人の場合は最大10倍)
つまり、個人で自己資金1万円で25倍のレバレッジ取引をした場合でシミュレーションします。
資金1万円(25万円)で、
100ドル=10,000円の時、1円の利益→100円×25倍=2,500の利益になります。
1万円で例えると、利益もまだ物足りないと思いますが、利益をさらに取りにいくためには、より自己資金を何倍にもしていく必要があります。
10万円規模でないと、なかなか利益を取れたとしても、・・・な感じはしますよね。
株にも信用取引で最大およそ3倍までのレバレッジ取引は可能ですが、口座入金額もある程度まとまった資金が必要ですし、その点においては、FXでは最低入金額のような制限もないので、自己資金×25倍の資金で取引できる点が大きな魅力の一つです。(レバレッジ倍率を変更できる証券会社もあります)
結局は、投資の世界は自己資金の額が最終的には必要になってくることは、FXも変わりません。
魅力である反面、ハイリスクハイリターンの側面がありますので、レバレッジ取引を最大25倍で大金を使ってしまうと、資金を失う可能性も高いです。
元本が保証されないので、十分にFXトレードに慣れてから取引することをお勧めします。
スプレッドと手数料
FX取引をするためには、証券口座に登録する必要があります。
おすすめの証券会社は改めてご紹介したいと思いますが、取引するにあたって、どういった仕組みで取引を行うか説明していきたいと思います。
国内の証券口座は、基本的に口座開設する際に手数料は無料なところが多いです。
証券会社の純粋な利益は、通貨によってそれぞれ設定されているスプレッドと呼ばれる売値と買値の差が注文のたびにかかるので、注文の際に手数料がかかることになります。
その手数料が証券会社に入ることで、運営されています。

FXでは、売値はBID、買値はASKと表記されますので、合わせて覚えておきましょう。
具体的なスプレッドの費用は各社の証券会社のチャートで常に表示されますが、基本的に固定されています。(早朝など取引量が少ない時は除く)
pips(ピップス)とは?
通貨ペアによって、スプレッドが違っていますので、ドル円のスプレッドでご説明したいと思います。
各社スプレッド競争も激しく、基本的に通貨ペアによって、同じ通貨ペアでもスプレッド差があるので、取引したい通貨ペアのスプレッドを見るのが、一つ証券会社を選ぶ際の大きなポイントにもなります。
FXでは、pips(ピップス)と呼ばれる単位で価格差を表示します。
1pips=1銭で統一されていて、通貨ペアの値幅を示す最小単位で使用されています。
ドル円は日本人が好きな通貨ペアに一つで、多くの証券会社が0.2銭で取引できることが多いです。
つまり注文手数料0.2銭=0.2pipsということになります。
元々は、通貨によって単位がそれぞれで表されるので、為替相場では、単位を統一することで、どのくらいの変動なのかを比較しやすくするために使われ始めた経緯があるようです。
FXの1pipsはいくら?
慣れてくるとpipsの単位はとても便利ですが、その一つに損益の計算が簡単にできる点にあります。
■損益の計算式
獲得pips(為替の値幅)×取引数量(Lot)=損益
1,000通貨(1Lot)で取引した場合は、1,000pips=1円の値幅を取ることができた場合、1,000円の利益を取ることができます。
(1Lot=1,000通貨が多いですが、証券会社によって、Lot数は変わります)
計算式としては、下記のようにとても簡単です。
1,000(通貨)×1(Lot)=1,000円
日頃からpipsを意識して、安定してプラスのpips獲得数を維持できるようになれば、取引数量(Lot数)を増やしていければ、安定した利益を作り続けることができます。
通貨ペアごとに同じ考え方で取引できることが、pipsの単位の最大のメリットです。
ロット数
トレードをする上で、必ず覚えておくべき知識の一つにロット数があります。
これは取引単位のことで、証券会社によって異なりますので、注意しましょう。
1ロット=1,000通貨あるいは、1ロット=10,000通貨で設定されている所が多いです。
通貨量が多ければ、レバレッジも高くなるので、証拠金維持率にダイレクトに影響してきます。
レバレッジは基本的に証券会社で設定されているので、個別に設定できる証券会社は少ないです。
レバレッジをコントロールするということは、ロット数をコントロールすることになります。
ロット数に必要な証拠金の計算方法
ロット数は証券会社によって異なりますが、1Lot数で何通貨で扱っているかを確認する必要がありますが、計算式としては下記計算式で算出されます。
■必要証拠金の計算式 必要証拠金=現在の為替レート×取引数量(通貨)÷レバレッジ 例.) 1ドル=100円、1Lot=1,000通貨、レバレッジ25倍の場合 4,000円=100円×1,000通貨÷25倍
証拠金維持につながるので、レバレッジ取引を高くしてしまうと、予想の反対に相場の変動が大き口なってしまうほど、ロスカットにつながりやすいので、注意する必要があります。
1ロットあたりの1pipsでどのくらいの利益?
損益は以下のような数式で算出されます。
■損益の計算式
損益=(決済価格ー注文価格)×取引数量(Lot)
ロット数に応じた損益は下記の通りになります。

トレードで月平均100pips以上稼ぐことができるようになると、それなりの利益を生み出すことができるようになっているはずです。
そのためには、日頃から自分のトレードの記録は、残しておいて振り返りができるようにしておくことも重要なことです。
注文方法
FXの注文方法は大きく分けて、6つあります。
それぞれメリットデメリットがあるので、それぞれの注文の特徴を把握した上で、取引を始めましょう。
余談ですが、自動売買の設定ができるものがあるので、それであれば完全自動で注文から売買まで行うことができるものもあります。
僕個人で使ったことはないので、あまり詳しくないですが、一つ言えることは、裁量トレードを全く経験していないレベルでは、手をつけないことをお勧めします。
ネットや怪しいものが世の中には有象無象に存在するので、初心者のうちは単純に時間とお金を無駄にしてしまうだけです。
もちろん、FXの相場を理解した上で、優位性あるものもあることは理解できるのですが、まずは裁量尾レードをある程度経験してからでないと活かすことはできないと思います。
証券会社により、さまざまですが、スリッページにも気をつけましょう。
※スリッページ
注文時の価格と実際に約定された価格の間にズレのこと。
もちろんご自身のネット環境による所もありますので、スキャルピングトレードをメインで行うトレーダーにとっては、気をつけないといけない点です。
※スキャルピングトレード トレードの中で、最も短い時間の保有で利益を稼ぐ取引手法のこと。 早ければ、数秒で決済までを1日で何回も繰り返すことで、利益を積み重ねることができるので、トレード回数=利益につなげられる効率的な手法の一つ。この手法をメインで行う人にとって、スプレッドが狭いことが何より重要です。 注意が必要なのは、スリッページの少ない証券会社を選ぶこと。 中にはスキャルピングを禁止している証券会社もあるので、そういった証券会社でスキャルピング取引をしてしまうと、口座凍結のリスクがあるので、覚えておきましょう。
注文だけでなく、決済のタイミングも同様です。
(ズレは時に不利な状況に起こる時と結果的に有利に働く場合もあります)

経験としては、どっちもどっちという感じでしょうか。
起こりやすい場面は、相場の値動きが激しい時も、起こりやすい傾向があり、データが集中していることが原因と知られています。
成行注文
現在のレートですぐに取引を約定させたい時に行う注文方法です。
ワンクリックでトレードの注文を行うことができる一番フレキシブルに対応できる注文方法です。
注文のたびに設定もする必要もないので、一番やりやすい方法です。
指値注文
自分の売買したい価格をあらかじめ設定しておいて、相場が価格に到達した時に注文が約定される注文方法です。
個人的には、相場の動き方で、設定した価格に到達しても、見え方が違ってくるので、あまり使ったことはないです。
逆指値注文
指値注文は、注文を約定させるものですが、それとは逆に想定していない相場の動きになった場合の最大の損失を抑えるために、指定した価格に相場が推移した場合に注文が約定される注文方法です。
(いわゆる損切りラインと呼ばれているものは、こちらの注文方法方です)
成行注文と指値注文だけで、トレードをしていると、不足の事態に口座の資金が予想よりも大きな損失生んでしまうことを防ぐためのセーフティネット的な注文方法です。
指値注文は、人によりけりかも知れませんが、逆指値注文は初心者の方ほど、注文の際には設定しておいた方がリスクを最小限にできるので、ぜひ覚えておいた方がいいものです。
おすすめは成行注文+逆指値注文のセットでトレードに慣れた方が裁量トレード向きな注文方法かも知れません。
設定した注文は、約定されるまでは変更できますので、相場に応じたトレードもある程度可能です。
約定したくないから永遠とずらしてしまうと意味がなくなってしまい、最悪口座の資金を飛ばしてしまうまでポジションを持ってしまうため、あまりお勧めできません。
一度はやってしまうと思うので、失敗から学ぶと言うくらいのスタンスで経験しておくことも将来のためにはなりますね。
IFD注文
IFD注文は、新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法です。
ドル円で100円になったら注文を行い、101円になったら決済をすることをあらかじめ注文の前に設定しておけば、チャートに常に張り付く必要もなく、決済まで行うこともできます。
言葉だけで聞くと、便利に聞こえるかも知れませんが、相場をある程度理解できるようになるまでは、全てをIFD注文で行ってしまうことはあまりお勧めできません。
相場の形成の仕方次第で、判断と状況も変わってきますので、逆にリスクを広げてしまう可能性もなきにしろあらずです。
OCO注文
OCO注文は、「One Cancel the Other」の略です。
レートが上下した際に2つの注文を同時に行い、いずれかの注文が成立した場合に、片方の注文はキャンセルできる注文方法です。
IFO注文
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせる注文方法です。
IFO注文は、新規注文と指値注文(利益確定の注文)、逆指値注文(損切り確定の注文)の3つを同時に行う注文です。
損切りをはじめに設定している点では、リスクも最小限に抑えられますので、常にチャートをチェックできない環境で取引を行うような人にはこの注文が一番適していると言えます。
24時間相場が動いている
為替相場の特徴の一つですが、土日を除く平日は常に相場が動いています。
株式市場は、平日の取引所が開いている時間でしか取引できません。
通貨ペアによって、メインで取引される時間が違うので、トレードのチャンスも多いと言えます。
逆を言えば、相場の波は市場に左右される部分がありますので、市場の終わりと始まるタイミングで、特有の動きをすることも多いので、市場の開く時間を把握しながら、取引を意識するした方が吉です。
大きく分けて4つの市場がある
株式市場と違い、為替相場には取引所が実際にあリません。
インターバンクと呼ばれる市場で取引されている情報をベースに、証券会社がそれぞれ提供している対顧客市場で個人のトレーダーは取引しています。
※インターバンク
金融機関など限定された市場参加者だけが、取引が行える資金運用や調達ができる市場。
「銀行間取引市場」とも呼ばれています。
日本時間の朝から、オセアニア市場 > アジア市場 > ロンドン市場 > ニューヨーク市場のサイクルで回っています。

1日のスタートは、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、日本時間の朝5時から取引され始めます。
続いて、シドニー、東京、シンガポール、ドバイ、ロンドン、ニューヨーク市場の順に流れていき、翌朝の6時まで取引できます。
通貨によりますが、ロンドン市場とニューヨーク市場が参入者が最も多く、取引量も多くなる傾向にあります。
24時間をこのサイクルで常に動く相場で、それぞれの特徴で動きます。
一概にどの市場がおすすめいうことはありませんが、それぞれの市場で特徴や癖みたいなものはそれぞれあるので、実際に検証してみることをお勧めします。
また、ヨーロッパ圏と、米国圏にはサマータイムが採用されているので、夏時間の市場から1時間遅れて冬時間は市場が開くので、市場の活発になる時間帯も変わります。
冬時間のニューヨーク市場は深夜に近い時間からになるので、なかなかニューヨーク市場を主戦場とする人は、最終的には眠気との勝負に悩む人は多いかも知れません(笑)
■夏時間と冬時間
・夏時間(サマータイム) → 3月第2日曜日〜11月第1日曜日
・冬時間(米国標準時間) → 11月第1日曜日〜3月第2日曜日
また、各国の祝日も取引量が少なくなるので、相場が不安定に動くことも多いので、注意が必要です。
クリスマスシーズンや年末も同様で、市場参入している人が通常より少なくなる傾向があるので、その点に注意を払いつつ、トレードする際は頭の片隅に入れておくことお勧めします。
土日と同様に、元旦も市場がお休みになるので、取引できません。
他にも証券会社によって、不規則に取引できない時間帯も出てきますので、逐一チェックしながら取引をするようにしましょう。
おすすめしない時間帯
24時間動いている点はメリットにもなりますが、取引量によって、相場の動き方も変わりますので、その特徴を把握した上で、トレードしない選択肢も持って、市場を分析する必要もあります。
日本時間の朝6-7時前後は、取引量も少なくなり、値動きもほとんどありません。
スプレッドがこの時間は開きやすい傾向もあるので、あまりその時間で取引するメリットはありません。
経済指標発表の前後
通貨ペアにより、注目される指標は異なりますが、各国の経済を指標を発表する日などは、特に予測につかない値動きをすることが多く、初心者の方には、特に注意する必要があります。
指標の予測値などに対して、相場がどのように反応するのかは、瞬間的に予測することはなかなか難しいので、かなりしスクを高めてしまうことにつながりますので、注意する必要があります。
元々のボラティリティが大きものは特により値幅を不規則に動きますので、過去の相場で検証してみることも勉強になります。
FXのメリット

長期保有でスワップポイントを毎日得られる
FXは、キャピタルゲインと呼ばれる差益で得られる利益がメインになります。
もう一つ「スワップポイント」と呼ばれる2つの通貨の金利差から得られる利益があります。
それぞれの国で決められた金利があり、高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ることで、金利差を得ることができます。
(金利も国の状況で変わることもあるので、場合によっては、支払うかの失せもあるので、覚えておく必要があります)
スワップポイントは、ニューヨークの市場のクローズし、日本時間の朝7時まで保有していれば付与されます。(サマータイムの期間は、1時間早い朝6時に付与されます)
スイングトレードをメインにトレードしたいと思っている人は、この金利差を理解しておく必要があります。(場合によっては、金利を支払わないといけない場合もあります)
外貨預金のメリット・デメリットを理解できる
なんとなく外貨預金を知っている方は多いかと思いますが、外貨預金のメリットは、この金利差の利益を得ることと、日本円で例えると、円安対策で外貨預金を利用している人も多いと思います。
いわゆる外貨預金では、レバレッジをかけることはできませんが、低レバレッジのスイングトレードであれば、同じ効果を効率的に得ることも可能です。
円安になれば、為替差益を得ることができるので、外貨の価値が上がっているタイミングで、日本円に変えればその分の差益が利益として受け取ることができます。
金利が高い国の通貨に変えておくと、効率的に金利を得ることが可能です。
特に注目されている金利の高い国をまとめてみましたので、参考までに。
(日本はマイナス金利なんですね・・・)

FXのデメリット

ロスカット(強制決済)
レバレッジ取引の仕組みで、少額の証拠金でも大きな金額で取引することが可能なので、相場の状況で、反対に大きく動いた場合、大きな損失を生んでしまう可能性があります。
そういった損失の拡大を防止するためにロスカットという仕組みがあります。
ロスカットは、証拠金上回る損失が出てしまうことを防ぐ仕組みで、証拠金維持率が100%を下回った際に自動決済されます。
※証拠金維持率
証拠金維持率=(実効証拠金÷建玉必要証拠金)×100で算出されます。
建玉必要証拠金に対する実際の口座資金の証拠金の割合のこと。
100%を下回ると、新規の注文が行うことができず、50%を下回ると強制ロスカットが自動で決済されます。(建玉必要証拠金→約定した建玉を維持するための必要な証拠金額)
はじめはレバレッジ取引を慣れるためにも、証拠金対して、高いレバレッジ取引をすることは控えるようにしましょう。
追加証拠金→追加で支払わなければならないお金が発生する
国内FXを扱う証券会社は共通で、この追加証拠金(略して追証とも呼ばれる)という仕組みになっています。
要約すると、証拠金維持率50%~100%以下に損失を生んでしまった場合、その補填分の金額を支払わなければならないことです。
例えば、証拠金10万円があり、証拠金維持率が100%を下回った場合に100%以上になるように口座に資金を入金して、100%以上にする必要があります。
期日までに対応しなければ、保有中のポジションが強制決済されてしまいます。
(それまでに証拠金維持率が100%以上になれば、問題ありません)
証券会社から、期日までに入金する旨のメールが来て、アナウンスしてくれますが、こちらを入金しない状態で、証拠金維持率を50%以下になってしまうと、保有しているポジションがロスカットされてしまいます。
ハイレバレッジ取引は追証、ロスカットのもと
証拠金維持率にダイレクトに直結する話ですが、100%に近いロット数でポジションを保有している状態ですと、追証の必要が発生し、相場が大きく変動し、50%以下になってしまうと、すぐにロスカットになるので、資金をすぐに失うことになってしまいます。
常にロット数を意識しながら、証拠金に対して適正なレバレッジ取引を身につける必要があります。
FXとは?まとめ

仕組みや基礎知識でもなかなか覚えるのは大変だと思います。
FXは、どこまで行っても自分との戦いだと思います。
誰も助けてくれませんし、何より将来の自分のため、資産を築くために始める人がほとんどではないでしょうか?
始めるまでに、しっかり覚える必要はないと思いますが、まずはなんとなくでも大枠の仕組みを理解しつつ、実際のトレードをしながら理解を深めていくようなステップで、はじめることをお勧めします。
(僕もそうしていました)
初めから完璧に覚えるにはなかなか時間もかかりますし、それで諦めてしまうくらいなら、習うより慣れろのスタンスの方が大事です!(もちろん、ご自身のお財布と相談しつつ)
今後、トレードにあたって必要な知識なども随時発信していきますので、まずは興味を持って自分から能動的にFXについて勉強していく姿勢が何より大切ですので、諦めずに稼ぐことができるまでは長い道のりかもしれませんが、モチベーションを保って一歩一歩成長していけば必ず資産を形成できるようになるはずです!
松井証券MATSUI FX
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DMM FX
→1Lot=1万通貨から取引可能。FXに資金を20万円以上使える人におすすめ。高金利通貨のメキシコペソ/円はスプレッド業界最狭水準の0.2pips。
具体的なトレードの話とは少し違いますが、トレードをする上でのマインドについて僕が経験した上での気づきをまとめた記事も宜しければ覗いてみてください。では。