
なんかよくわからないけど、NFTって盛り上がってるよなぁ

買ってみたいけど、なんか難しそうだなぁ・・・
バスワードとして「NFT」という言葉は、テレビでもニュースでも度々取り上げられていますよね。
気になっているけど、実際に行動している人はほとんどいないのではないでしょうか。
現時点で、日本でNFTマーケットで実際にコンテンツを購入したことのある人は、1万人ほどと言われています。

これだけ話題になっているのに、少ないですよね・・・
理由は結構シンプルで、
- よくわからない(怪しい)
- 難しいそう
この2つのどちらかで足踏みしてしまう人がほとんどだと思います。
2022年1月現在では、仮想通貨市場は全体的に大幅に下落していましたが、NFTマーケット業界の取引高は、約4000億円とこれまでの月間最高の数字を記録していて、市場は拡大し続けています。
(逆にこれまで価格より安く購入できたことが、理由の一つになっているのかもしれません)
その取引高の9割を占めていると言われている、米国のOpenSeaは世界中のNFTコンテンツが集約しているマーケットとして市場をほぼ独占している状況です。
今回は、そのOpenSeaのNFTマーケットでNFTを購入する方法を紹介したいと思います。
- メタマスク(デジタルウォレット)のインストール
- メタマスクの取扱方法
- メタマスクに仮想通貨を送金する方法
- メタマスクをOpenSeaへ連携する方法
新しい概念だから不安もあるかもしれませんが、逆にそんなタイミングが自分の時代に来ていることを「貴重なんじゃないか?」と思考を切り替えてみると、個人的には一度は体験しておいて損はないと思います。
購入するだけならそんなに時間はかかりません。
難しいと感じるのは、NFTとかブロックチェーンがどういった技術なのかって言うところなんですよね。
単純に購入するだけなら、お金(仮想通貨)があればできるので、NFTの概念を理解した上で、購入するということが重要だと思うので、「NFT」の理解も一緒に深めていくことが大切だと思います。
クリプト業界全体が、スピード感がとても早いので、迷っているだけではもったいないので、1歩踏み出して、ぜひ自分の欲しいコンテンツを探してみたり、コレクションしたり、Twitterのアイコンにして、NFTアート好きの人と繋がったり、触れてみると面白さに気づくかもしれません。
それだけではなく、人によっては投資目線、転売目的などで利用される方も少なくないですが、個人的には新しいプラットフォームで、NFTアートというデジタルコンテンツを通して、交流できることも一つの魅力と思います。
なるべく簡単にまとめましたので、挫けずにこの記事を読みながら登録してくれる人が一人でも増えてくれる手助けになれば幸いです!
METAMASK(メタマスク)とは?

仮想通貨を管理するためには、デジタル上のお財布=ウォレットが必要になります。
METAMASK(メタマスク)は、そのデジタルウォレット(=クリプトウォレットとも呼ばれる)のアプリケーションです。
基本的には、暗号資産にアクセスするためのツールと考えてもらって問題ありません。
デジタルウォレットでできることは、単純に仮想通貨のやりとりだけではありません。
厳密には、デジタルウォレットに仮想通貨を保有しているわけではなく、あくまで仮想通貨はブロックチェーン上に存在しています。
ウォレットに保管しているのは「秘密鍵」で、保有の仮想通貨の管理に必要な銀行口座の暗証番号のようなものです。
デジタルウォレットでできることは、以下3点がメインの利用方法です。
- 保有している仮想通貨の秘密鍵の保管
- NFTコンテンツの保管
- 独自トークンの保管
今回は世界最大のシェアを誇るOpenSeaと呼ばれるNFTマーケットプレイスでの購入方法を解説していきたいと思います。
まず、NFTデジタル作品を購入するために必要なものは、お金=仮想通貨です。
これから仮想通貨を始める人におすすめな仮想通貨取引所は、コインチェックです。
デジタルウォレットは他にもありますが、OpenSeaではMETAMASKと連携することが必要で、他のサービスを利用する時にも何かと使用することもありますし、無料で作れてしまうのでとりあえず作っておきましょう。
METAMASKのインストール方法

方法は簡単です。
METAMASKは、GoogleChromeの拡張機能で利用可能で、パソコンだとGoogle Chromeのブラウザから簡単にインストールできます。(他にも,Firefox、Brave、edgeでも利用可能です)
画面に従っていけば、5分もかからずに作成できます。
iPhoneやAndroidでもインストール可能です。
特に個人情報を入力する必要はなく、ウォレットアドレスの取得とSecret Recovery Phraseと呼ばれる秘密鍵の取得をすることで、MetaMaskを使うことができます。
ウォレットアドレスは、自分のウォレットの住所的なものなので、公開しても問題ありません。
Secret Recovery Phraseに関しては、絶対に人に教えてはいけないです。
これは銀行口座の暗証番号のようなものです。
銀行の口座も口座番号だけではお金は引き出せませんよね。
初めはこの認識でいれば問題ありません。

最近、詐欺被害も多発しているようなので、気をつけましょう!
特にDMなどでメッセージやリンクを踏むことはNGです!
今回、Google Chromeからの登録フローを解説していきたいと思います。
- Chromeウェブストアで、METAMASKを検索→「Chromeに追加」

Chromeウェブストアで、METAMASKを検索して、「Chromeに追加」をクリックしましょう。
ブラウザから検索でも、検索上位に出てくるサイトより上に広告サイトって表示されますよね?
そこにMETAMASKまがいのサイトが表示されることもあるそうなので、Google Chromeから拡張機能で検索した方が安全かもしれません。
最大手のブラウザのGoogleも広告収益を基盤としている側面があるので、自衛するという意味で、プライバシー性の高いブラウザ「Brave」ですと、広告を自動でブロックしていくれる機能が標準搭載されているので、検討してみるのもありかなと思います。
余談ですが、ベーシックアテンショントークと呼ばれる仮想通貨も貯まりますので、お得です!
2.メタマスクの「開始」ボタンをクリック。


- Chromeからインストールしたら、上記の画像の「開始」をクリック。
↓ - 次のページで「ウォレットの作成」をクリック。
既にウォレットを保有している人は左の「ウォレットのインポート」に進んで、シークレットリカバリーフレーズと呼ばれる秘密鍵を入力します。
3.「同意」をクリックし、パスワード作成


- 「同意」をクリック
↓ - メタマスクのパスワードを作成
METAMASKにアクセスする為のパスワードを入力します。
こちらもお忘れなくメモなどを残しておきましょう!
4.ウォレットの保護動画を確認

ウォレットについての動画を確認し、「次へ」をクリック。
5.ウォレットの「シークレットリカバリーフレーズ」の確認→メタマスク作成完了

Secret Recovery Phraseと呼ばれるフレーズの組み合わせが、鍵マークの部分をクリックすると表示されます。
こちらを決して他人に教えず、失くさないようにしてください。
ウォレットにアクセスする際に絶対に必要になります。
忘れてしまうと、ウォレットにアクセスできなくなってしましますので、中にある資産やNFTなども取り出せなくなってしまいます。
再発行できません!
メタマスクを扱う上で、
「シークレットリカバリーフレーズは、誰にも教えない、忘れない」ことは覚えておきましょう!

前のページに表示された順番で、Secret Recovery Phraseを入力して、「確認」をクリック。

Secret Recovery Phraseを入力したら、METAMASK登録完了です!

登録完了したら、METAMASKのマイページができているので、Account 1の下にあるグレーの0x860….の表示されているものが自分のウォレットアドレスになります。
アカウント名(デフォルトではAccount 1)などは好きな名前に変更できます。
METAMASKの登録は以上です。
METAMASKの取り扱い

しつこいようですが、大切なので改めて。
METAMASKを使用する上で、セキュリティ面は常に最善の注意を払わないと、ウォレットに入っている暗号資産全て失う可能性があります。
デジタル資産の特性上、ハッキングのリスクは大なり小なり存在します。
ブロックチェーン技術はそのハッキングやデータの改竄には強固な特徴はありますが、その上で何がリスクになってしまうかを理解しておくことが必要です。
気をつけるべきことはたった一つ。
Secret Recovery Phraseを誰にも教えない、忘れない。
これだけです。
できれば、パソコン上でなく、アナログで残しておくことが一番安全です。
(それを失くしてしまってはアクセスできなくなる可能性があるので、厳重に保管してください)
また別の方法として有効的なのは、ウィレットアドレスを複数使用するというのもありです。
高価なNFTを購入したウォレットはハードウォレットなどで厳重に保管し、普段使いするウォレットアドレスと分けることで、リスクを分散させたりする人も多いと思います。
METAMASKに仮想通貨を送金する方法

METAMASKをインストールしたら、次は取引所で仮想通貨を購入し、METAMASKに送金をします。
そのためには、まず仮想通貨取引所でイーサ(ETH)を購入する必要があります。
手順としては、
- METAMASKを作成
↓ - 仮想通貨取引所で口座を開設→イーサ(ETH)を購入
↓ - 仮想通貨取引所口座からメタマスクにイーサ(ETH)を送金する
以下の記事で、国内主要の仮想通貨取引所をまとめていますので、お好きな取引所で口座を開設してイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
これから始める人は、操作性がわかりやすいコインチェックがおすすめです。
初めて仮想通貨取引所から、METAMASKにイーサを送金する際には、少額で一度送れるか確認することをオススメします。
間違ったウォレットアドレスに送金してしまうと、元に戻せません。
クリプト業界では、自分の暗号資産を失ってしまうことを「GOX(ゴックス)」と呼ばれています。
語源の由来は以前、日本の仮想通貨取引所Mt.Goxが、大量に仮想通貨を流出させてしまい、数百億円規模のビットコインを失い、破産一歩手前まで追い込まれてしまった事件から呼ばれ始めたとのこと。
多少手数料がかかってしまいますが、一度しっかり送金できているか確認をして、送金をした方が安全です。
OpenSeaにMETAMASKを連携→好きなNFT作品を購入

OpenSeaと呼ばれている、NFTマーケットプレイスで出品されているNFTアートの購入方法を説明していきたいと思います。
METAMASKを作成したら、あとはOpenSeaとの連携作業だけです。
こちらも簡単な作業になりますので、この流れで登録しておきましょう!
1.OpenSeaにアクセス→「Profile」をクリック→メタマスクを連携

ますはホームページにアクセスして、右上の人型マークの部分にカーソルを合わせ、「Profile」をクリック。
自分のウォレットを選択できるページに移動しますので、先ほど作成したウォレットに連携させるために、METAMASKを選択します。
(OpenSea側も推奨しています)

METAMASKを選択すると、先ほど作成したアカウントの接続を求められます。
「次へ」をクリック→「接続」をクリックして、ウォレットアドレスの連携は完了です!
2.メタマスク連携→OpenSeaアカウントを作成

そうすると、OpenSea側にマイページが作成できました。
アカウント名やアイコンは右上の歯車のSettingをクリックして、変更できます。

ユーザーネームとメールアドレスは必須なので、こちらで入力すれば、OpenSeaの登録も完了です!
ようやく好きなNFT作品を探して、気に入ったものがあれば購入できるという感じです。

OpenSeaでは、9つのジャンルでNFTコンテンツを展開しています。
これを覗いてみるだけでも単純に面白いです。
なかなか人気のあるコンテンツは価格的に手が出ないものも正直多いですが、掘り出し物やこれから価値が上がるかもしれないみたいな視点で、クリエイターの作品を見てみると、何か購入してみたいと思う作品に出会えるかもしれません。
ぜひ登録したついでに覗いてみてくださいね。