今回はタイトルにもあるCryptoNinja Partners(クリプトニンジャパートナーズ)について、深掘りしていく内容をお話ししていきたいと思います。
CryptoNinja Partners(クリプトニンジャパートナーズ)は、2022年5月15日から販売されるCryptoNinjaの新しいプロジェクトのジェネラティブNFTです。
発売開始後、当日には売り切れ、現在はOpenSeaでの売買でしか購入できません。
OpenSeaのクリプトニンジャパートナーズ公式NFTページはこちら。
1ヶ月も経たずにその価格は200倍を超える国内では稀に見る大成功を収めたと言えるプロジェクトです。
現在、仮想通貨市場は大幅な暴落を見せており、寒い時期に突入しているものの、、
(つまり、価格は上がっているとは言え、ETHの価格は今では発売時の半値以下になっているので、お買い得と言えるかもしれません)
クリプトニンジャパートナーズ(略してCNP)のNFTは、右肩上がりに取引高を伸ばしています。
OpenSeaでの2次流通の状況を見てみると、こんな感じ。

販売価格の0.001→1ETHに届くほど価格が伸びていて、NFT市場では注目されています。
- CryptoNinjaのパートナーが主役のジェネラティブNFT
- プレセールは、2022/5/15(日) AM9:00
- パブリックセールは、2022/5/18(水) AM9:00
- 1体あたりの価格は0.001ETH
- 22,222体のNFTを発行
- 販売サイトは、Ninja DAOにてmint(発行)サイトを公開予定
これからNFT始めたい、興味があるけどまだNFTを買ったことのない人におすすめな理由と購入方法も合わせてご説明していきたいと思います。
そもそものNFTについての説明は省略させていただきますが、以前NFTについてまとめている記事もありますので、よかったら参考にしてみてください。
>>何かと話題なNFTって?[これを読めば、誰かに説明できるようになります]
本題に入る前に先にお伝えしておきますと、NFTを買うには割と時間がかかります。
必要なものとしては下記2つが必要になりますので、まだ持っていない人は頭に入れておいてください。
CryptoNinja Partnersが、これからNFTを始める人におすすめできる理由は、以下の3つです。
- 日本初のプロジェクトなので、NFTアートがどういったコミュニティの中で運営されているか体感できる
→ NFTの価値基準は、デジタルアートとしての側面とコミュニティの運営によって決まってくることが多いため、国内コミュニティを体感できる。 - Ninja DAOと呼ばれる国内最大級のコミュニティから生まれたプロジェクトである
→先駆け的存在でもありながら、今回のように新しい取り組みが続々と進められているから。 - NFTを購入するにあたり、価格が圧倒的に安い。(NFTの仕組みを理解するには最適)
→NFTを購入するには、NFTアート購入時にかかるガス代と呼ばれる手数料なども考慮する必要があるが、最小限のコストでNFTの購入体験ができる。何より有名プロジェクトでこの価格はほとんどない。
それでは早速解説していきたいと思います。
CryptoNinjaとは?

CryptoNinja Partnersについて説明する前に、前身プロジェクトかつ人気なシリーズでもあるCryptoNinja についてお話ししていきたいと思います。
間違いなく、こちらのプロジェクトが人気だからこそ、今回の新しいプロジェクトが注目されていますからね。
どういったコミュニティで運営されているのか

CryptoNinja(@CryptoNinja_NFT)とは、クリプト界隈で最も有名なインフルエンサーの一人でもあるイケハヤ氏(@IHayato)が発起人のNinja DAOで運営されているNFTシリーズです。
31点のNFTアートが展開されており、floor price 13ETH、volume traded 187ETHと国内初のNFTプロジェクトの中でも高い価値で評価されています。
2022/4/11時点で、1ETH=約40万円ですから、これまでトータルでおよそ7,500万円の取引高ということになります。
凄いですよね。

「忍者」をコンセプトに、ポップなテイストのイラストで展開されています。
一つ一つのキャラクターに名前や忍術など細かい設定もされています。
>>Crypto Ninjaのキャラクターついて詳しく知りたい方はこちら
イラストレーターはこちらもNFTアートで有名なRii2氏(@rii2_4)。
リツ氏は個人で別のプロジェクトを展開されており、こちらも非常に人気のあるプロジェクトです。
CryptoNinjaの特徴
日々イケハヤ氏がVoicyやSNSで発信されていますが、単純なデジタルアート的な側面はもちろんですが、CryptoNinjaを通して様々な取り組みに挑戦されています。
こういった取り組み自体も注目や話題性を集めることで、CryptoNinjaの認知拡大、価値向上に繋がっているわけです。マーケティングを生業にされている方なので、こういった活動もさすがの一言です。
代表的な取り組みは、
- アニメーションPVの制作
→(株)ファンワークスによるアニメPVの制作 - P2Eゲームへの展開
→(株)HashGamesによるP2E(Play to Earn)ゲームの制作
このようにジャンルを横断して、様々な活動をされています。
また、CryptoNinjaのキャラクターは2次創作OKです。
2次創作という点は、これまでも同人的な活動では一般的にありましたが、商用利用の展開においてもライセンス料なども不要で、「誰でも使える」ことを謳っています。(一部例外を除く)
キャラクタービジネスにおけるガイドラインも設定されているようですが、利用しやすいガイドラインにしてくれているので、誰でも自由にキャラクターを使用することが可能です。
ビジネス利用するには色々とクリアしないといけない課題も多くあることが普通ですからね。
こういった取り組みはもちろん、イケハヤ氏のアイデアをベースにされているとは思いますが、これだけのクオリティのプロジェクトを個人規模で進めいくことはとても難しいです。
このような取り組みを一緒に並走していくメンバーとの日々行われているコミュニティこそが、Ninja DAOです。
このDAOと呼ばれる新時代の会社的な組織とも呼ばれている組織形態が非常に興味深いのですが、必ずしも報酬ありきで繋がっているコミュニティではないと言う点が挙げられます。
※DAO
「Decentralized Automous Organization」の略で、自立分散型組織のことで、スマートコントラクトを通じて、ユーザーが直接的に組織の運営をしていく仕組みのこと。 DAOという概念は、Web3.0の波の一つで、全ての取引記録がブロックチェーンに記録されているので、改竄も第三者が介在できません。
ガバナンストークンや仮想通貨払いなんてことも、web3の世界では当たり前に行われているくらいです。
現金の代わりに仮想通貨払いと言うのは理解しやすいかもしれませんが、ガバナンストークンがもらえるという点も非常にメリットのある点と言えます。
ガバナンストークンが保有できるということは、株式会社に例えると株式の保有と同義的な位置付けの役割なので、その保有率が高いほどDAO内の発言権に影響力持たせることができます。
つまりDAOの組織づくりやプロジェクトにもに直接的に関わることも可能です。

実際のコミュニティの様子はこちら。日々様々な人たちがdiscord内のコミュニティでアクティブにディスカッションされています。
今回のプロジェクトも今年に入ってから、本格的に議論されながら進行しているプロジェクトです。
NFTの価値基準の一つは、「過程」の見える化で表面的な価値だけではない体験も含めた部分が評価されるような側面を持った特徴が挙げられます。
単純にプロジェクトの背景って、世の中のどんなプロジェクトでも当たり前ですが、参加メンバーの間でしか共有されませんから、全部ではないにしろ、過程をある種オープンな場所でやりとりしている点もクリプト界の独特でDAOという組織の新しい特徴でもあります。
CryptoNinja Partnersとは?

CryptoNinjaは、忍者を主役にキャラクターを展開していました。
今回はCryptoNinjaに登場するキャラクターのパートナーをメインビジュアルに起用したシリーズです。
こちらのシリーズもリツ氏のデザインを基本とされています。
ジェネラティブNFT

「CryptoNinja」は1キャラクター=1点もののNFTでしたが、「CryptoNinja Partners」は各キャラクターにおいて様々なデザインを展開しているジェネラティブNFTとして、全部で22,222体を販売される予定です。
ジェネラティブNFT
コンピューターのアルゴリズムを使って自動(数値や幾何学を利用するなど)でイラストを作成する手法を使ったNFT。有名どころでは、クリプトパンクスもこの手法で1万体ほど製作されています。
キャラクターの展開は、
- パンダの「リリー」
- 幽霊の「ミタマ」
- 鷹の「ナルカミ」
- 白蛇の「オロチ」
の4キャラが任務を遂行するために様々な姿に変身しているという設定です。
(個人的には鷹のキャラクターが一番好きですね)
ジェネラティブの特徴的な点として、このように大量に短時間で製作できる点が一つ挙げられます。海外で人気を博しているもののほとんどはこの手法で製作されています。
- CryptoNinjaのパートナーが主役のジェネラティブNFT
- プレセールは、2022/5/15(日) AM9:00
- パブリックセールは、2022/5/18(水) AM9:00
- 1体あたりの価格は0.001ETH
- 22,222体のNFTを発行
- 販売サイトは、Ninja DAOにてmintサイトを公開予定
0.001ETHの価格設定はびっくりです。
記事執筆時のレートでは、1ETH≒40万なので、およそ400円です。
安くないですか(笑)
これほど知名度もあるメンバーで展開されているプロジェクトでは破格だと思います。
プロジェクト概要

CryptoNinja Partnersは、作品として2つの特徴とコンテンツとして2つの役割をになって欲しいという思いがコンセプトに掲げられています。
今回のコンセプトがNFTの売買から得られる利益を目的にしているわけではないこともあると思いますが、それでも0.001ETHという価格設定からもCryptoNinja Partnersを通して、これからNFTを初めて欲しい、コミュニティへの参加のためにという運営チームの考えを体現しています。
スピンオフシリーズの公式NFT
NFTは、デジタル的な価値を認められている特徴があります。
極端な例えで言うと、高額なNFTの中にはその作品を担保にお金を借りることができるほど、技術的かつNFTアートとしての資産価値が世界的に認められつつあります。
今後成長していくコミュニティであるNinja DAOが運営している忍者NFTは、今回のシリーズはこれ以上発行されません。
つまりそのNFTは、世界中でオリジナルデータとしては1枚しかないと言うことです。それがブロックチェーン上に刻まれる訳です。
またCryptoNinjaのスピンオフとは言え、公式イラストレーターであるRii2氏がベースデザインをしていることで「完全に別軸のプロジェクトではない」と言うこともポイントではないでしょうか。
プロジェクトのコンセプトや体験も大切ですが、ビジュアルが別で切り離されているスピンオフ作品では世界観があまりにも違うとやっぱり受け入れ難いこともありますからね。
NFTはコミュニティへの参加チケット
CryptoNinja PartnersのNFTは、コミュニティ参加への会員証的なこれからのコミュニティの一員として内側から参画できることでの「価値」をコンセプトを一つ掲げています。
これまでファンであった関係から、そのホルダーになれるということで生まれるコミュニティへの新しい関わり方を運営チームは期待をしているからこその価格設定でもあります。
もちろん、NFTを購入するためにはすぐに購入できませんし、手数料(ガス代)も発生しますので、0.001ETHポッキリで購入できるわけではありません。
ガス代はその時で変動しますが、およそ~4,000円くらいで購入できるのではないでしょうか。
作品よりも手数料が高いということは、単純に赤字ということになりますので、本来ビジネス上あり得ませんよね。(宣伝目的であれば別ですが)
NFTならではの2次流通でのロイヤリティはもちろんあるので、一概に手数料負けする価格設定は製作者サイドにメリットがない訳ではないですが、一般的に少なくても1万円以上のものが主流です。
少し話が脱線してしまいましたが、NFTアートの価格帯の水準が平均的に高くなることがこちらを購入することで体感できることも重要だと思います。
CryptoNinja Partnersの情報を知るには
CryptoNinja Partnersをはじめ、Ninja DAO発のプロジェクトの情報を鮮度高く知るためには、discordを始め、公式Twitterをチェックすることが一番です。
詳しい内容は現時点でそこまで明らかにされていませんが、イケハヤ氏のTwitterで毎日と言っていいほど、情報発信されているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
現在進行形で、プロジェクトの内容は随時発信されていますので、気になる方はNinja DAOの動向をチェックしていきましょう!
Giveawayと呼ばれる無料でNFTをもらえるかも知れないイベントも頻繁に発信されていますので、運がよければ無料で入手できるチャンスもありますよ。
最後に

CryptoNinja PartnersのNFT販売までには、まだ少し時間がありますが、記事の最初にもお伝えしましたが、すぐに思い立ってNFTは購入することはできません。
プロジェクトの概要をおさらいすると、こちら。
- CryptoNinjaのパートナーが主役のジェネラティブNFT
- プレセールは、2022/5/15(日) AM9:00
- パブリックセールは、2022/5/18(水) AM9:00
- 1体あたりの価格は0.001ETH
- 22,222体のNFTを発行
- 販売サイトは、Ninja DAOにてmintサイトを公開予定
そして、以下の3つがNFTを購入する上で必要になります。
しかも、今ならコインチェックでは、無料で2500円分のビットコインが貰えるキャンペーンも行っているので、お得ですよ〜
- 仮想通貨取引所の口座
>>コインチェックで口座を開設する方法はこちら - メタマスクの開設
- OpenSeaのアカウント開設(メタマスクと連携)
>>メタマスクの作成とOpenSeaの連携のやり方はこちら
今回のNinja PartnersのNFTの1次販売は、OpenSeaではなようですが、NFTの購入がOpenSeaが主流なので、合わせて連携させておきましょう。
1次販売で購入できなかった時は、可能性としては2次流通で購入するしかないので、その際には必要ですからね。
そこまで終えたら次の手順としては、
- 仮想通貨取引所の口座に日本円を入金
↓ - 日本円でイーサリアム(ETH)を購入する
↓ - イーサリアム(ETH)をメタマスクに送金する
という感じで、簡単に購入できないことは分かって頂けると思います。
まだどれも持っていない方は、この3つを持つだけでもなかなか時間がかかると思います。
仮想通貨の分野は簡単には理解できない専門用語が度々登場します。
それぞれについて解説した記事もまとめていますので、お時間ある時に開設しておくことをお勧めします。
NFTに限らず、仮想通貨も実際に何かを購入するために自分で購入して持っているだけで、これまで外から見ていた時より深く知りたくなってくるものです。
ぜひ、まだNFTに触れていない人はこの機会に始めてみていただけると、プロジェクトへの貢献にも繋がりますし、新しいコンテンツに触れるいいきっかけになるかも知れません。
外から見たコミュニティと内から見るコミュニティって違いますからね。
それでは!