NFTの技術・進歩はとてつもなく早いスピードで発展し続けています。
新しい技術ですし、体験としても新しい文化を形成している動きは凄まじいです。
何となく「NFT」という言葉を知っている人は増えていると思います。
テレビやニュースなどでも度々耳にするようになりましたよね。
NFTの革新的な部分は、新しい技術であるものの、既に個人の誰もがNFTの技術を使って、すぐにビジネスをすることが可能である点が挙げられます。
利用するだけであれば、本質的な技術の理解をする必要はありません。
NFTは、習うより慣れろの世界です。
新しい概念ですし、なぜ話題になっているのかというと、
- NFTマーケットで高価な金額で売買されている
- 2次流通が頻繁にされている(取引されるたびにロイヤリティがクリエイターに入る)
これらに注目が集まっています。
- NFTを知る方法
- NFTの作り方
- OpenSea(NFTマーケットプレイス)での販売方法
- NFTのメリット
暗号資産、ブロックチェーンの最低限の理解があれば、自分の得意な技術と掛け合わせられる可能性が高いところが熱狂的になっている一因になっている側面もあります。
例えば、
- デジタルアート×NFT
- 写真×NFT
- 〇〇×NFT
このような感じで、自分の得意なコンテンツを「唯一無二」のものとして、残していけるものがNFTと相性がいいです。
「NFT」をせっかく知ったのであれば、その技術を一番有効利用しているNFTコンテンツの売買からその世界を知ることがおすすめです。
NFTコンテンツの販売方法と合わせてご紹介していきたいと思います。
NFTの理解の深め方

NFTの大枠を理解し、ますは使ってみる
NFTコンテンツを売買する上で、まずはその技術のベースになっているものを理解する必要はあります。
というより難しすぎて、挫折します。。
最低限とは言え、少し敷居は高くなるかもしれませんが、シンプルに下記3つの言葉を理解しておきましょう。
こちらについては、下記の記事でもまとめています。



書籍で理解を深め、ニュースで市場の動向を知る
仮想通貨、ブロックチェーン、NFTについて、ある程度理解できた方は、さらに理解度を深めていく方法を2つ紹介したいと思います。
- NFTへの理解の深め方
- 書籍、ネット検索(ブログ等)で理解をより深める。
- ネットニュース、Twitterで市場の動向を知る
上記2つを1セットで、リサーチしていくことが一番おすすめできる方法です。
その上で、日々飛び交っているニュースやそれぞれについてまとめている書籍などで理解を深めることも一つです。
おすすめ書籍
書籍はなかなか新しい概念なので、数は少ないのが現状ですが、僕も読んだことのあるものをご紹介します。
週刊東洋経済のNFT特集
1冊目は、週刊東洋経済のNFT特集のものです。
ビジネス系メディアでは有名で、特集が組まれるくらい熱い市場になっています。
国内の仮想通貨市場の歴史もわかりやすくまとめられていて、今現在も市場規模が広がっているメタバースや国内IT企業のNFT関連の事業参入についても解説されています。
大まかな流れを掴むにはベストです。
最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
2冊目は、「最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」です。
著者は、国内大手の仮想通貨取引所のコインチェック創業者の大塚氏で、NFTというより、その基盤を作っているブロックチェーン技術やビットコインについてわかりやすくまとめられています。
何より、仮想通貨市場にいち早くビジネスとして参入している方の著書としてだけでも読む価値ありの内容ですね。
NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来
3冊目は、「NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来」です。
NFTという言葉が日本で浸透し始めたときに、いち早くまとめられた書籍です。
興味深いのは、まだまだ新しい分野なので、NFTと一言で言っても、それを基盤とする技術など理解する上で、様々な知識が必要です。
各分野の有識者がパートごとにわかりやすく解説されていて、本の構成としても面白いので、お勧めできます。
億り人が徹底解説! 初心者向けNFTの入門書
最後に、「億り人が徹底解説! 初心者向けNFTの入門書」です。
著者は、クリプト界隈では、最も影響力のあるインフルエンサーの一人でもあるイケダハヤト氏です。何より、実際に自分で仮想通貨やNFTを触っている人ならではの、知見や知識を知ることができます。
表紙にもなっているクリプトパンクスのNFTを購入し、アイコンにもされていますので、第一線でその技術に触れている方なので、書籍を含め、TwitterやVoicyなど、常に有益な情報を広く発信されていますので、チェックしてみることをお勧めします。
ニュースで、日々の旬な情報を仕入れる
2つ目は、ある程度知識をつけた上で、日々発表されていくクリプト関連のニュースをチェックすることです。
おすすめのニュースサイトもご紹介します。
※クリプト関連のおすすめサイト
その上でユーザーのリアクションや話題になっているかリサーチする上で、一番新鮮な情報が集まるのは、やはりTwitterです。
特にNFTや仮想通貨に詳しい人の動向を追うことで、トレンドを掴むことも可能です。
圧倒的に個のコンテンツに親和性があるコンテンツなので、やはり個人でアクティブに使っている人の意見を取り入れる為には、Twitter一択な側面もあります。
最近では、クリプトに関心の強いイーロン・マスク氏がとうとうTwitterを買収しましたね。
上場企業を自分の会社にするほどの資本力は異常ですね。
今後のTwitterの動きにも注目が集まっています。

インターネットの情報はすでに情報過多になりつつあるので、ノイズも多いです。
仮想通貨分野は、特に正確な情報を掴むにはある程度、知識理解を深めていることと、有識者を見極める必要もあります。
他の媒体ですと、やはりワンテンポ遅い情報が出回るイメージなので、それぞれ組み合わせて情報収集することがベストです。
NFTアートの使い道

2022年1月には過去最高の取引高を記録し、よりNFTマーケットプレイスでの盛り上がりを見せています。
なぜそんなにNFTコンテンツが売買が頻繁に行われているのか?
それぞれの特徴をまとめてみました。
デジタル資産
一番大きな理由は、NFTの技術を軸としたデジタル的な資産ではないでしょうか。
仮想通貨も次第に一般市場に普及する流れにもなっていることで、その信頼性も高まっています。
NFTコンテンツの中で、走りでもあるクリプトパンクスやBAYCなど、有名どころのデジタルアートは、軽く1,000万円を越えた価値がついていて、現在も価値が上がっているNFTアートの一つです。


もちろん、NFTアートが全て価値が上がっているわけではなく、表面的な理解で、有象無象の価値になってしまっているNFTアートもたくさんあります。(この辺はまた改めて記事化したいところです)
クリプトパンクスやBAYCなどは、話題になるよりも前に、NFTアートという概念を作ったきっかけにもなる初期の作品であった作品だからこそ、価値があるわけで、資産として確立していると言えます。
投資的目線でも、今後価値が上がることが見込めるという判断もくだせる人が多いという結果とも言えます。
デジタルアイコン(デジタルファッション)
資産としての価値を保ちつつ、利用方法の主流になっているのがデジタル上でのアイコンとしての使い方です。
一番はSNSアイコン(特にTwitter)ではないでしょうか。
SNSアイコンは、人それぞれに自由に設定できて、それ自体に価値があるという考え方がこれまでありませんでした。
最近では、自分の購入したNFTアートをアイコンにする人も多くなっていて、それ自体がコミュニティを形成しているようなNFTアートも数多く登場しています。
話はそれますが、海外のTwitterでは、自分のNFTコレクションを持っている人は、Twitterアイコンが六角形の形になり、そこから自分自身のNFTコレクションへリンクを貼ることができます。(日本ではまだ未実装)
より、NFTコンテンツが身近になりつつ時代は、すぐそこまで来ています。
現時点では、資産という側面をもったデジタルファッションができるコンテンツという特徴を持っているのが、NFTアートの世間での認識です。
最近では、クリプト界隈での事業資金の確保の一環として、NFTを数万点作成し、それをファンや応援してくれる人が購入することで、プロジェクトの運用資金として使われるプロジェクトも数多く生まれており、日本でもそのブームは起きています。
直近では、2022年5月15日には、クリプトパンクスを所有しているイケハヤ氏が立ち上げたクリプトニンジャのセカンドラインのジェネラティブNFTが発売される予定です。
コミュニティへの共感→参加チケット
NFTアートの価値が高いもの、上がっているものの共通点は、単純なアートとしての技術や、歴史的な価値を背景にした価値ではなく、コンテンツ自体のコンセプト、コミュニティへの参加的な側面で購入する人が多くなっています。
これも注目すべきポイントで、これまでの価値基準が全く違う点も面白さ、魅力の一つです。
これから新しく自分でNFTアートを販売していく上では、意識すべきポイントにもなります。
世界で最も有名と言っても差し支えない猿のNFTであるBAYCは、その高価過ぎるNFTを売上をもとに様々なプロジェクトを展開しています。
- プロジェクトから生まれた「Apecoin」の発行
- ブロックチェーンゲームへの参入
- 映像制作
今やNFTそのものの価値を担保に、お金を借りることもできるほど、世界的に価値が認められつつあります。
単純な絵としての価値だけでなく、企業のビジョン・ミッションのようなものが、NFTとして形作られ、それに共感した人たちが続々とそのコミュニティ(DAO)に参加している印象があります。
NFTコンテンツに触れてみる

敷居を高くしてなんですが、NFTのコンテンツの作り方は、シンプルです。
NFTを使用するプラットフォームは既に出来ているので、使い方さえ覚えてしまえば、特に難しいものではありません。
あとは、自分の得意なコンテンツを持っているかということです。
大雑把に言ってしまえば、「〇〇×NFT」であれば、なんでもありというマーケットになります。
特にわかりすい事例をご紹介します。
コンテンツは様々ですが、やはりデジタルアートが一番はじめやすく、利用面でもその後流通しやすい特徴があります。
イラストをNFT化
最も価値の上下も出やすいコンテンツですが、誰でも始められる方法でもあります。
有名どころでは、何度も例に挙げているクリプトパンクス、BAYCがデジタルアートの部類に挙げられます。
先ほどもお話ししましたが、NFTコンテンツの価値は「何」がきっかけで価値が上がるのか、共通する部分もありますが、本当に千差万別です。
国内のNFT作品を例に挙げていきたいと思います。
下のランキングは、国内のクリエイターのOpeanSeaにおけるNFTコンテンツ取引量のランキングです。
トップ10に限らず、メインで流通しているのはデジタルアートです。
日本で限定してもそれは変わらないですね。

例えば、現在第6位にランクインしている小学生が描く、最も有名なNFTアートのZombie Zooを例に挙げたいと思います。
Zombie Zooは、ドット絵の描ける無料のアプリをiPadで描いたデジタルアートです。
始めたきっかけは、夏休みの自由研究だったそうです。

僕にとっても、NFTアートに興味を持ったきっかけにもなったクリエイターでもあります。
火がついたきっかけは、当時OpenSeaで販売していた時に、海外の有名DJが購入し、Twitterで発信したことがきっかけで、他の作品の落札が一気に増えたようです。
はじめは2,300円程度で始めたデジタルアートが、一時期は1枚80万円以上で売買されるようになった価値が上がっていったストーリーが面白いNFTアートの一つです。
NFTアートの売買方法
NFTコンテンツを売買する上で、大きくは2つあります。
- NFTコンテンツを自分で作成する→NFT化してNFTマーケットで売る
- NFTコンテンツを購入して、転売する
NFTコンテンツの購入方法はこちらでもまとめていますので、今回は自分自身でコンテンツを作ってNFTマーケットで販売する方法について解説していきたいと思います。
ステップとしては下記フローになります。
- オリジナルアートを作成する
- OpenSeaでアカウントを作る(メタマスクに連携)
- OpenSeaで、オリジナルアートの販売情報を設定する
- OpenSeaで、販売を開始する
一つ一つ解説していきたいと思いますが、NFTマーケットであるOpenSeaの特徴を先にご説明したいと思います。
OpenSeaの特徴
基本的に、作品出品時には手数料は無料です。
作品の売買が成立した際に販売価格の2.5%が手数料として、OpenSea側に支払われる形で運営されています。
他にも手数料が発生するのものとして、売買が成立した際に、ガス代と呼ばれている手数料も発生します。
■ガス代(GAS代)
・ブロックチェーンに取引データ(トランザクション)を記録する際にマイニングという作業が発生します。
その作業する人達へ支払われるものをガス代(手数料)として呼んでいます。
このガス代も、コンテンツ販売価格から差し引かれる仕組みで運用されています。
オリジナルアートを作成する

イラストの作り方は、人それぞれですので、今回はデジタルで描く上で、主流な方法をご紹介したいと思います。
iPhone/iPad+アプリ(ドット絵アプリ)
完全にデジタルで作成する方法で、デジタルアートを作成する方法です。
iPhoneで全てできるものもありますが、クオリティを優先するならiPadでイラストソフトを利用するなど、自分に合った方法で始めてみましょう。
長期的に続けるのであれば、iPad+Apple pencilの組み合わせが多いようです。
iPadでイラストを描くメリットは、
- 画面に直接イラストを描ける
→初めからデジタルデータ化されている - どこでもイラストを描ける
→持ち運べるので、場所を選ばない
何かとiPadも利用用途が幅広いので、イラストを描く以外にも十分に利用できますので、持っておいて損はないアイテムの一つです。
iPad Pro12.9inch(第5世代): 約A4サイズ
iPad Pro 11inch(第3世代): 約B5サイズ
Apple Pencil 第1世代
Apple Pencil 第2世代
おすすめドット絵アプリ

無料で使用できるアプリで、ドット絵などピクセルアートを作成できるアプリです。
携帯でも使用できるので、お試しに使用感などを試してみて本格的に使用することができるので、おすすめです。
PC/iPad+イラストソフト
これまでのデジタルイラストを描く方法と変わりません。
元々イラストなどを描いている方は、OpenSeaでの販売方法を覚えればすぐに始められます。
これから始めたい人は、下記ソフトがイラストソフトの主流なので、ご紹介します。
(こちらはどちらかと言うと、しっかりクオリティを求めて描き始めたい人向けのソフトです)
CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)

CLIP STUDIO PAINT PROは、スマホ、タブレット、パソコンで描けるペイントアプリです。
プロのイラストレーターや漫画家御用達のソフトです。
体験版でフルスペック版のソフトも使用できますので、操作性を確かめて本格的に使用する前に使用感を試すことができます。
illustrator (イラストレーター)

イラストレーターもデジタルアート、グラフィック作成にはよく使用されるソフトです。
クリスタと比べると、ロゴ制作やアイコンのようなグラフィック制作に向いているソフトです。
Photoshop(フォトショップ)

フォトショップも有名で、写真編集や合成、特殊効果など画像に関わる様々な編集ができるソフトです。
CLIP STUDIO PAINT PROやイラストレーターと組み合わせて使用することが一般的です。
OpenSeaでNFTアートを売ってみる

NFTマーケットは、世界や日本でも存在しますが、今のところOpenSea一択です。
現在NFTマーケットの9割のシェアを占めているOpenSeaなので、ここから始めることを売買目線においてもお勧めします。
販売する上でのメインターゲットは、海外勢になります。
もちろん。日本人もこちらのマーケットで、NFTを購入している人が多いです。
現在日本でのNFTを利用している人はまだまだ少ないので、その点も理解した上で、マーケティング力も必要になってきます。
OpenSeaでコレクションを作る
OpenSeaでメタマスクを連携、アカウントを作成した後、サイトトップページの「Create」をクリック。

次に、「Create new item」というページに移るので、そこでオリジナルコンテンツを登録していきます。

- 「Create new item」入力フロー
- 「Image, Video, Audio, or 3D Model」にオリジナルコンテンツをアップロード(※必須項目)
↓ - 「Name」にコンテンツ名を入力(※必須項目)
↓ - 「External link」に自分のHPや外部アカウントが充実している方は貼るのが吉。
↓ - 「Description」にコンテンツ詳細を明記
(必須ではありませんが、詳しく書いておくほうがいいです)
- 「Image, Video, Audio, or 3D Model」にオリジナルコンテンツをアップロード(※必須項目)
同じページの「Collection」でジャンルや他の設定も入力できるので、できるだけ情報を入力した方が検索もされやすいので、できるだけ入力できる方がいいです。

次に「Blockchain」を選択します。
販売するブロックチェーンのプラットフォームを選択します。
主流はEthereum(イーサリアム)ですが、手数料面(ガス代)を安く抑えるために、Polygon(ポリゴン)も選択することができますが、あらかじめメタマスクにポリゴンを連携させておく必要があります。

ここまで設定し、「Create」を押せば、設定完了です!
上記の手続きが完了すると、商品の詳細が表示され、販売方法を設定する画面が表示されます。
そこで、販売方法を選択します。
大きく分けて、3つの販売方法があるので、それを選択します。
- OpenSeaでの販売方法の設定
- Set Price(固定価格)→ 自分の好きな金額を設定
- High Bid(オークション制)→オークション開始価格と最低落札金額、オークション期間を設定
- Bundle(他のアイテムとセットでの販売)」→他の自分の作品とセットで販売できる方法
ここまでで手続きは完了です。
あとは購入者を待つだけです。( ここでSNSを活用して、宣伝するのもありです)
NFTコンテンツを通して得られるメリット

最新の技術・文化を体験できる
ここまで聞いた上で、実際に何人の人が「始めてみよう!」と思ってもらえたんでしょうか?(笑)
記事を書きながら思っているのは、かなり少ないんじゃないかなと。
やはり、最低限の知識が必要とは言え、なかなか理解が難しい世界であることは否めません。
だからこそ、実際に触れてみること、行動してみること自体に価値があると言えます。
理解度を深めるだけのために 、ここまでできる人は少ないかもしれませんが、記事でも紹介したZombie Zooのような価値の跳ね上がり方などをみていると、いい意味で何が起こるかわからない、もしかしたらビジネスチャンスもあるのかもと思った方も多いんじゃないでしょうか。
特に日本でのマーケットでお話ししてみると、実際に利用している人は1万人もいないのではないかという数字のようです。
つまり、まだまだマーケットに対するチャンスもあると言えますし、この敷居を踏み越えるくらいのメリットはあると思っています。
NFTアートに触れていると、その先の展開や技術にも密接に絡んでくるので、ますますクリプト分野に精通するようになります。こういった側面もメリットの一つと考えて、初めてみるのも面白いんじゃないかなと思います。
NFT技術への理解度が深まる
NFTアートを通して、目先の利益や体験だけではなく、その技術のベースになっているブロックチェーンについても理解が深まります。
例えば、イーサリアムプラットフォームとポリゴンを選択するにも、その2つの違いを理解する必要もあります。
手数料が安いだけで、ポリゴンで販売することを選んでしまうと、イーサリアムネットワークが主流の現在では、単純に販売機会の損失になってしまうことにも繋がる可能性もありますし、この分野に触れていると次々と「?」にぶつかります。
その度に自分で調べて、理解する。その繰り返しです。
Polygon(ポリゴン)を含め、新しく登場している注目の仮想通貨については、こちらでもまとめいています。
NFT技術を最も活している市場として、NFTマーケットから見るNFT活用方法としてのリサーチという目線で見ていたりする人も多いと思います。(僕も半分くらいはこの目線です)
中央集権型のサービスから非中央集権型のサービスの違いを理解できる
クリプト分野で共通している考え方として、基本的には非中央集権的な体制を目指している特徴があります。
OpenSeaというプラットフォームを利用しているとは言え、海外規模で、ここまで間を挟まずに個人間でコンテンツを売買できるものがこれまでありませんでした。
例えば、国内サービスのメルカリも近いビジネスモデルですが、商品を売買するプラットフォームを利用する点は同じですよね。
しかし、商品は基本的には実在する「モノ」なので、流通する上で発送〜受取までのステップを踏まないといけません。これが日本規模であれば、1週間程度で完結できますが、海外に送るとなると、さらに時間がかかります。
OpenSeaは、簡単に言ってしまえば、デジタルデータの交換です。
そこに非代替制を持たせるためにNFT技術を付与させているだけとも言えます。
マイニング以外では基本的には、当事者間での取引を成立させていることが技術的、コミュニケーションでの新しさと言えるのは、実際にこのコンテンツを利用しているからこそ、より理解できる点は多いと思っています。
より深くNFTについて理解できる
NFTコンテンツ売買を皮切りに、仮想通貨を始め、様々なブロックチェーン技術を活用したサービスに興味・関心に繋がるきっかけにもなります。
僕は純粋な技術的興味だけで、始めた人間ではないので、まさにこの理由が強いタイプです。
エンジニアではないので、ブロックチェーンの技術を理解するためには利用面、ビジネス面でしかその技術の真価が測れないという側面もありますが、NFTアートをきっかけとしたクリプトの普及や将来への活用の未来が、何となく見えてきているのではないかという目線で、はじめてみました。
個人的にもまだまだ奥の深い世界であることしか、体感できていない人間なので、より理解を深めるために僕自身も、今後NFTコンテンツには積極的に触れていきたいと思っています!
それでは!